「因縁」と「因」と「縁」
- 2016/04/21 04:57
- カテゴリー:言の葉お便り
因縁(いんねん)という
言葉があります
あんまりいい意味では
使われません
前世の因縁で
とか
因縁をつけられる
とか
今朝は
この言葉を
見直してみましょう
因縁=因(いん)+縁(えん)
因=事物を生じさせる原因
縁=その外的要因
私たちは
縁により
○○という父と
△△という母の
間に
生まれてきました
これは
私たちの意思では
ありません
縁です
そのうち
縁により
周りの人と
かかわります
そのうち
自分が選択する
選択せざるを得ない
機会が出てきます
その機会に
ある選択をして
行動に移します
これが
因です
あなたの行動が
原因となって
周りの人や
周りの環境が
ちょっと
動きます
その
ちょっとした動きが
周りにとって
そして
あなた自身にとっても
縁となります
縁は
何の前触れもなく
あなたの目の前に
現れることもあります
例えば
西日本新聞に載っていた記事
本土最西端神崎鼻訪問証明書
これは
何の前触れもなく
私の目の前に現れました
これは
縁です
この縁から
佐世保市観光課に
電話を入れてみました
これは
私が生じさせた
因です
市の担当者から
九十九島ジョグトリ参加者に
訪問証明書発行
させていただきます
との返事がありました
これが
佐世保市観光課との
縁となりました
その縁から
佐世保市内が拠点の
ジョグトリップを
後援いただけるように
なりました
この経緯を
佐世保市観光課から見れば
西日本新聞との
縁があって
訪問証明書の記事を
西日本新聞に提供するという
因を生じさせたら
私からの電話という
前触れもなく現れた
縁が生じて
それを快諾するという
意思表示をすることで
因を生じさせて
という風になります
因と縁が
くるくる
行ったり来たり
しながら
社会は
回っている
ようです
だから
大切にしたい
因(いん)と縁(えん)
私からすると
ジョグトリップを開催して(因)
皆様と知り合えた(縁)
皆様からすると
ジョグトリップに参加して(因)
参加者同士知り合えた(縁)
あみりんと知り合えた(縁)
大切にしていきたい
因縁(いんえん)