歴史について語ってしまいました。苦笑しながらお読みください。
- 2015/08/01 05:30
- カテゴリー:言の葉お便り
毎朝のお散歩ジョギングで最初に聴くpodcastは「VOA Learning English」。ゆっくりめのスピードで難しくない単語を使ってニュースやトピックを流してくれる全編英語のプログラムです。
ほとんど聴き流し状態。理解しなきゃとは思わずに聴いてます。興味ある話題の時に、ぼやぁとおおまか分かるくらいです。
で、その番組に必須で流されるのが「making of Nation」というアメリカの歴史番組。アメリカ大陸発見からつい最近の出来事まで、約1年かかって詳しくペラペラしてくれます。そして、近年まで一周するとまたアメリカ大陸発見!です。たぶん同じコンテンツをグルグル回してるんじゃなくて、そのつど作成している風です。
アメリカの歴史と言っても、コロンブスが新大陸発見したのが1492年、独立宣言が1776年。なので、そんなに長い歴史じゃない。でも、すごくその歴史に誇りを持っていることがよく分かる。なんか、誇らしげ。
振り返って日本を見てみると、紀元前1世紀からその歴史が綿々と積み重ねられている。すごいなぁと思います。歴史が途絶えていない。
歴史といっても、土地の歴史と民族の歴史がありますよね。日本は海という天然の障害物があったおかげで、日本国土の歴史と日本人の歴史がほぼ一致している。でも、これは非常に珍しいのかも。
中国も、中国大陸の歴史は綿々と続いているけど、漢民族が支配していない時期がすごく長い。
ヨーロッパなんて、異民族の侵入→支配→分裂が繰り返されていて、ぐちゃぐちゃ。19世紀になってようやく大まか固まってきたかなという感じ。
日本に生まれて良かったなぁ、と思います。だって、その気になれば、その気になればですよ、身の回りに歴史がたくさんあるんですから。史跡も文書も金印も。ありがたいことだと思います。
などと言いつつ、白状すると、私、歴史、大嫌いでした。小学・中学・高校・大学を通して、歴史は大の苦手。おもしろいなんて思ったこと、一度もありませんでした。単なる暗記科目と思ってたんです。
もったいない話です。ああ、もったいなかったなぁ、あの時もうちょっと勉強してれば、というおなじみの悔みが始まるわけです。
お悔やみの歴史にならないように、歴史を学んでみたいものです。おわり。