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2015年08月の記事は以下のとおりです。

「見てきたような嘘を言い」ほめ言葉ですよ!

「見てきたような嘘を言い」
 優れた小説へのほめ言葉。
 歴史小説を読んでると、ここまで分かるわけないじゃん、というところまで書き込んでいる場面、頻繁。
 登場人物の魅力・人間性を伝えるためだったり、物語をおもしろくするためだったり、辻褄を合わせるためだったり。実際、おもしろく納得して読み進めていけるから、すごい。
 波瀾万丈、破天荒、エンターテインメント。
 見てきたような嘘を調理してフルコースのディナーのように、次から次に「ほらどうぞ。お次はこれです。こんなのもありますよ」と繰り出してくれる。私はフォークとナイフならぬ、右手の指でページをめくるだけでこのご馳走を満喫できる。
 予定された結末に向かって突き進む読書。果たしていったい、私は読んでいるのか?読まされているのか?本当に読んでいるのか?
 読まされている快感。波瀾万丈も安心して楽しめる。予測と裏切り。裏切られる快感。騙される快感。
 そして、読了。
 読了後、何も残らない小説もあります。あれだけ手に汗握って読んだのに、何も残らない。見事なほど残らない。通過する小説。真夏の出来事。それも意図的?
 嘘を楽しめるっていうのは、私たち人類だけの特権。
 「歌うネアンデルタール」によると、現生人類とそれ以前を分けるポイントの一つに絵画の存在があるらしい。抽象化するという概念の発生がそこにあるらしい。
 絵も、見てきたような嘘。見てきた以上の嘘。
 世界を抽象化して、またさらにそれを具現化して見せてくれる、原始の古代の中世の現代の未来のアーチストたち。
 私たちはずぅ〜と騙され続けます。

宮城県からご参加のOさん(女性)からいただいた、参加者の声です。

前々から気になっていたあみりんさんの大会に参加して、あみりんさんの人柄がでてる大会だなぁ~と思い、のんびりと楽しませていただきました。
特におかしかったのは、スタートしてみんなが走り出したら、あみりんさんが走らないで走らないで!ってあわててるかんじで言ってて面白かったです!マラソン大会なのに、走らないでっていうのが面白かったです(^^)
あとは、土地柄なのか道行く人もなんとなくのんびりしてるかんじでとても楽しい旅をした気分でした。
途中道に迷い、私の他に1人先にいってる人がいたのですが、たくさんの子供達に連れられて戻ってきました。あの、立花峠に行く道がわからなくなり、子供達に聞いたら、わかるから教えてあげるって子供10人くらいと共に走りました。日曜日なのに学校なの?って聞いたら運動会だったそうです!運動会がはじまる前から、鼻の頭に汗かいたり、疲れた様子を見せながらも私達を立花峠の入り口に案内してくれました。ほんとにいい子供達です(^^)その中の男の子に、なんで走っとると?って聞かれて、プフフと笑い何も答えられませんでした(^^)そりゃー不思議に思いますよね(^^)
海がとてもきれいだったり、エイドに感動したり、電車に乗ってみたり(^^)最高に楽しんできました。ありがとうございます!

歴史について語ってしまいました。苦笑しながらお読みください。

 毎朝のお散歩ジョギングで最初に聴くpodcastは「VOA Learning English」。ゆっくりめのスピードで難しくない単語を使ってニュースやトピックを流してくれる全編英語のプログラムです。
 ほとんど聴き流し状態。理解しなきゃとは思わずに聴いてます。興味ある話題の時に、ぼやぁとおおまか分かるくらいです。
 で、その番組に必須で流されるのが「making of Nation」というアメリカの歴史番組。アメリカ大陸発見からつい最近の出来事まで、約1年かかって詳しくペラペラしてくれます。そして、近年まで一周するとまたアメリカ大陸発見!です。たぶん同じコンテンツをグルグル回してるんじゃなくて、そのつど作成している風です。
 アメリカの歴史と言っても、コロンブスが新大陸発見したのが1492年、独立宣言が1776年。なので、そんなに長い歴史じゃない。でも、すごくその歴史に誇りを持っていることがよく分かる。なんか、誇らしげ。
 振り返って日本を見てみると、紀元前1世紀からその歴史が綿々と積み重ねられている。すごいなぁと思います。歴史が途絶えていない。
 歴史といっても、土地の歴史と民族の歴史がありますよね。日本は海という天然の障害物があったおかげで、日本国土の歴史と日本人の歴史がほぼ一致している。でも、これは非常に珍しいのかも。
 中国も、中国大陸の歴史は綿々と続いているけど、漢民族が支配していない時期がすごく長い。
 ヨーロッパなんて、異民族の侵入→支配→分裂が繰り返されていて、ぐちゃぐちゃ。19世紀になってようやく大まか固まってきたかなという感じ。
 日本に生まれて良かったなぁ、と思います。だって、その気になれば、その気になればですよ、身の回りに歴史がたくさんあるんですから。史跡も文書も金印も。ありがたいことだと思います。
 などと言いつつ、白状すると、私、歴史、大嫌いでした。小学・中学・高校・大学を通して、歴史は大の苦手。おもしろいなんて思ったこと、一度もありませんでした。単なる暗記科目と思ってたんです。
 もったいない話です。ああ、もったいなかったなぁ、あの時もうちょっと勉強してれば、というおなじみの悔みが始まるわけです。
 お悔やみの歴史にならないように、歴史を学んでみたいものです。おわり。

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