じわぁっとくる本の読み方!
- 2017/08/13 04:33
- カテゴリー:言の葉お便り
以前
ランチを食べながら
そこのマスターと話ししてて
どんな本を読んでいるかって
話になって
そのマスターがこう言いました
本の中身を読まなくても目次だけ見れば内容はわかるんですよ
そのときには
あえて否定はしませんでしたが
この説には
当時も今も同意しません
どうして
こんな昔の話を
思い出したかというと
”世界一幸福な本にしたい”
と思っている本の
何度目かの読書で
序章を舐めるように読み終わり
次に
普段だと飛ばしてしまう
目次に差し掛かったとき
その目次を読み飛ばせない
そんな経験をしたからです
じっくり読み込んだ後に
また目次をじっくり読めば
その本の内容がもっとわかる
ってことに気づいたんです
目次を俯瞰的に眺めながら
本の内容を思い出しながら
目次をじっくり”読み込む”
54年生きてきて
こんな読み方したの
初めてです
これが
どうも
いいみたい
なぁんか
じわぁっと
くるんですね
目で読むだけじゃなくて
記憶を蘇らせて
反芻する感覚
これって
いいみたい
これ書いてて
落書きゼッケンのこと
思い出しました
ジョグトリの道の上で
油性マジックで
ゼッケンに落書きして
そして家に帰って
そのゼッケンを見て
記憶を蘇らせて
反芻する感覚
一粒で二度おいしい
みたいな
コレよくない?
よくないコレ?