ブラックカレー一皿の幸せ
- 2015/08/27 05:16
- カテゴリー:言の葉お便り
不思議なもんだなぁと思う。
きのうのお昼12時、カフェでブラックカレーを食べた。前菜で生野菜たっぷりサラダが出て、歯ごたえのあるお肉と野菜が入ったブラックカレー。
そこは女性客が多くオシャレな感じのお店で、量もそれほどガッツリではない。成人男性からすると少ない感じかもしれない。
おいしいので、ゆっくり味わいながらよぉく噛みながら少しずつ食べます。じっくり食べないとすぐ食べ終えるってこともあります。
食後の珈琲をいただいて店を出たのが午後1時。その後、図書館に向かいまして、読書の時間。お勉強。読んで、気になったところビビビッときたところを繰り返し読んで、小さな手帳に書き留めて、目と頭が疲れると雑誌を手にとってパラパラ。
けっこうエネルギー消費します。実は脳が一番エネルギー消費量が大きいらしいですよ。
夕方5時30分。お昼ごはんから5時間以上経って、かなりのエネルギーを消費したはず。なのに、お腹が空かない。まだ栄養が消化器官に残っている感じ。不思議だなぁ。
ちょっとお安めファミリーレストランでご飯大盛りサービスランチをお腹いっぱい食べても、4時間くらいするとお腹が空いてしかたがないのに、あれだけの生野菜とブラックカレーで長時間お腹が満たされているなんて。
不思議なんですけど、不思議じゃないのかもしれませんね。量じゃなくて、質。栄養素も含めて食の品質クオリティー。お米の味、しっかり食べた感触。もしかして、手間をかけてある「手間」の量も。
食道を通って行く量じゃなくて、腸から消化されて栄養になっていく量と質が大切なのかもしれません。そう考えると、不思議でもなんでもなくて、当たり前なのかも。
早朝のコーヒーも、少〜しだけ手間をかけるとおいしくなるのがわかってきました。わが腸も「くぃ〜ん」と喜びの声を上げてます。
品質が高い少量のものをしっかりじっくり味わう習慣。