いい景色に持ち主はいない
勝地は主なければ、心をなぐさむるにさはりなし
私がちかごろハマっている鴨長明「方丈記」に出てくるフレーズです。
「景勝地に持ち主はいないのだから、心を楽しませるのに何の支障もない」
ほんと、そうですよね。
いい景色に持ち主はいない。
だから、気兼ねなく存分に楽しむことができる。
不動産としての土地には所有権があるだろうけれど、風景や景色には持ち主はいない。
勝地(しょうち)は主(あるじ)なければ、心をなぐさむるにさはりなし
いい言葉だなぁと思います。
いい景色、いい風景には持ち主がいないから、私たちジョグトリッパーも存分にそれを楽しむことができる。
改めて思うと、ありがたいなぁ、うれしいなぁ。