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あなたは元々すばらしい人!

二廻り目の
法華経読書中

その中で
シャーリ=プトラが
ブッダに
詩で語りかける場面

シャーリ=プトラは
山野を歩き回りながら
こんな考えに沈んでいた

ああ、わたしは邪悪な考えにだまされていた。
汚れのない教えを同じに受けながら、この世において、将来、最も勝れた教えを人々に説くことはないであろう。
三十二の吉相はわたしから消え失せ、皮膚の金色もまた消え失せた。
力も、苦悩からの解放も、そのすべてが失われた。

さらに

そののち、わたくしの意図を知られた仏は、わたしを誤った思想から離脱させるために、「さとり」の境地を語られました。
誤った思想のために生じた一切の過誤から解放されて、わたくしは「空」」の教えをさとり、こうして『わたくしは「さとり」の境地に達した』と考えました。
しかし、真の「さとり」の境地をさとったのではありませんでした。

そしてさらに

神々と世間の人々の面前で、最も勝れた「さとり」に到達すると予言されて、わたくしは今日「さとり」に到達しました。
以上、岩波文庫「法華経」上p139,p141

元々
生まれる前から
汚れのない教えを
わたしたちは
受けている

三十二の吉相も
皮膚の金色も
力も
苦悩からの解放も
元々
備わっているもの

ただ
それらが
この世で
消え失せた
失われただけ

そして
教えをさとり
「さとり」の境地に達した
と考えたのだが
まだ
真の「さとり」の境地を
さとってなかった

「さとり」に到達すると
予言されて初めて
真のさとりに達した

と言うのです

元々
すぐれた
すばらしい
特質を持って
生まれた私たち

ただそれが
消え失せただけ

その過誤から解放されること
それを自分で理解すること

そして
それだけじゃなくて

元々持っていた
すぐれた
すばらしい特質が
人々の面前で
予言されること
認められること

その大切さを
語っている

そう
読みました

自分自身を
すばらしい人だと
確信して

その上で

目の前の人を
すばらしい人だと認め
「あなたはすばらしい人だ」
と表明する

これを書いていて
ロジャースの言う
カウンセラーの基本的態度と
一致していることに
気づきました

基本的態度3つ

  1. 自己一致
    カウンセラーがうわべを飾ったり見せかけの態度ではなく、ありのままの自分であること
  2. 無条件の肯定的配慮、受容
    相手をそのまま受け入れること
  3. 共感的理解

なるほどぉ~と
納得したところです

以上
長々と
おつきあいいただき
ありがとうございました

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