特性を掛け算すること
- 2015/07/24 05:50
- カテゴリー:言の葉お便り
「仕事に特性っていうのがあるから、その仕事の特性を掛け算するとすごくいいよ」
私が聴き込んでいる石原明氏の勉強会(講演会)音声データの中で出てくる言葉です。何百回も聴き込んでいるものですが、昨日初めて気づいたことがあります。
特性を掛け算する。2✕2=4、とばかり理解してました。大きくしていく。スケールを広げる。まだ見ぬ世界に羽ばたく。
でも、こんな掛け算もありますよね。0.5✕0.5=0.25。
よりターゲットを絞る、自分にしかできないこと✕自分にしかできないこと、希少性✕希少性。
もしかしたらこちらが本命なのかもしれません。
もうひとつやってみよう。0.5✕2=1。打ち消されちゃう。希少性と拡張性がいっしょになって、フツーになっちゃう。他にも0を掛けたり、マイナスを掛けたりできるけど、やり過ぎると数字のお遊びになってしまうから、やんない。
「仕事の特性を掛け算する」。その肝は「希少性✕希少性」じゃないだろうか。「自分にしかできないこと✕自分にしかできないこと」。
ほら、なにか見えてきませんか。